ニュース 2017.06.30. 16:54

気温が高い日に気をつけるべき、食中毒を防ぐお弁当作りのポイント!

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食中毒とは、食品を食べることによって起きる体調不良のことですが、食品中に混入したサルモネラ菌やO-157、ノロウイルスなどの細菌・ウイルスが原因となっていることが多いといわれています。特に湿気とともに密封され、暖かい気候の中で無防備に保存されるお弁当は、細菌にとっても繁殖しやすい環境です。お弁当づくりで気をつけたいポイントをチェックしましょう。

【調理前】

お弁当をつくる際に気をつけたいことは「加熱をすること」と「直接触らない」ということ。手を洗って清潔に保つのはもちろん、調理器具やお弁当箱もしっかりと洗って乾燥させる、もしくは清潔なふきんで水気をしっかり拭き取ります。

【調理をするとき】

食中毒を引き起こす細菌のほとんどが熱に弱いため、食品の中心部までしっかりと火を通すことで滅菌することができます。前日に作りおきして冷蔵庫で保管していた食材なども、一度再加熱するようにしましょう。

【食材の選択】

 細菌の繁殖を抑え、食中毒を防ぐ食品としては梅干しがあげられます。梅干しと接触している部分に抗菌作用が期待できるので、丸ごと一つをぽんとご飯にのせるのではなく、出来ればほぐしてご飯全体に混ぜるとより効果的です。またご飯を炊く際にお酢を少しプラスするだけでも同じく抗菌作用が期待できます(お米3合に対してお酢小さじ1杯程度)。

 一方、この時期に気をつけたい食品としては多くの食材が混じった混ぜご飯や炊き込みご飯、卵を使ったもの、ポテトサラダなどがあげられます。特に卵にはサルモネラ菌が付着しているリスクが高い食材で、卵焼きなどは中まで火が通りにくく傷みやすいので夏場は避けた方が無難でしょう。またマヨネーズを使ったものはサルモネラ菌が繁殖しやすく、またサラダとして和えることで食材から水分を引き出してしいます。水分が多いと細菌は繁殖しやすくなるため、なるべく水分を出さない調理方法にしましょう。

【詰めるとき】

手を清潔にしていても直接食べ物を触ってしまうと細菌が付着する可能性がありますので、ビニール袋を利用したり、清潔な菜箸で食材を詰めたりすることを心がけましょう。また温かいご飯や食材は水蒸気が出ますので、お弁当の中になるべく水分を残さないよう、ご飯や食材を冷ましてから蓋をするようにします。

お弁当を食べるときにも必ず手を洗い、もしお弁当の味やにおいがおかしいと感じるときは、食べるのをやめるようにしましょう。

著者プロフィール

アスレティックトレーナーの西村典子さん
アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
東海大学スポーツ教育センター所属、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナー。日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS, NSCA-CPT。学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。
大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。
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