伊藤光 ,
紅白戦に三塁手として出場した伊藤光

◆ 新ポジションで紅白戦出場

 宮崎でキャンプを張るオリックスは13日、今キャンプ3度目となる紅白戦を開催。野手陣で輝きを放ったのが、節目のプロ10年目を迎える伊藤光だった。

 この日はタイムリーを含む4打数2安打で存在感を発揮。不完全燃焼に終わった昨季のリベンジへ向けて、まずはバットの方で順調ぶりをアピールしている。のだが…。

 やはり気になってしまうのが男の“守備位置”。なんとこの日は「三塁手」としての出場だった。

◆ 正捕手返り咲きへの挑戦

 かつて2014年には、当時25歳という若さながらパ・リーグのベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。エース・金子千尋とともに最優秀バッテリー賞にも選出された。

 “捕手・冬の時代”とも言われる現代の日本球界において、男は将来の日本を背負って立つ存在として期待されていた。しかし、あれからわずか3年…。気がつけば正捕手の座を失いかけている。

 昨季は高卒3年目の若月健矢が74試合でスタメンマスクを被ったのに対し、伊藤は37試合に留まった。調整中にファームで一塁手として出場するようになると、一軍に戻った後も一塁や指名打者としての出場が増加していった。

 すべて出場機会を増やすためとはいえ、捕手へのこだわりは消えていない。男はもう一度正捕手の座を奪い返すつもりで新たなシーズンに向かっている。

 次なる実戦は16日の紅白戦。そして18日には広島との練習試合も組まれている。これから開幕までの間に、伊藤光が「どのポジションに入るのか」。オリックスの試合を見ていく上での注目ポイントになる。

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