パCSファーストステージ第3戦
● 西武 2 - 5 楽天 ○
<10月16日 メットライフ>
レギュラーシーズン3位の楽天が、同2位の西武に2連勝。リーグ優勝から日本一へ駆け上がった2013年以来となる、4年ぶりのファイナルステージ進出を決めた。
楽天は初回、西武先発・野上の乱調に乗じ二死満塁の好機を作ると、6番ウィーラーが遊撃への適時内野安打を放ち先制した。
ウィーラーは1-0の4回にも先頭打者として中前打を放つと、続く7番岡島の犠打で二塁へ。さらに8番枡田の打席で野上が暴投を犯すと、ウィーラーは捕手・炭谷がボールを見失っている間に、一気に本塁を陥れた。
ノリに乗る助っ人は、2-1の8回に貴重な左越えソロを放ちこの試合2打点目。その後、枡田にも値千金の2ランが生まれ、楽天は5-1とリードを広げた。
投げては先発の美馬が、5回途中1失点と力投。5回は二死三塁のピンチで降板したが、3連投となった2番手・高梨が1番秋山を三振斬り。美馬は降板後「5回途中ですが、試合は作れたかなと思います。高梨が昨日に続いてよく抑えてくれました」と新人左腕の好救援を称えた。
6回以降は宋家豪、ハーマン、福山が無失点リレー。9回に松井裕が1点を失ったが、リードを守ったまま試合を締め、ソフトバンクが待つ福岡行きを決めた。