○ 広島 10 － 0 ヤクルト ●
＜23回戦・マツダスタジアム＞

　　広島が26日、ヤクルトに10－0で勝利しリーグ3連覇を達成した。緒方孝市監督はマツダスタジアムの夜空に9度宙を舞った。

　リーグ優勝マジック『1』にしてから2試合連続で敗れていた広島だが、この日は初回から打者9人の猛攻で5点を先制する。その後も広島打線は5回に野間峻祥の適時三塁打、6回に丸佳浩の内野ゴロ、松山竜平の適時二塁打、7回に田中広輔、丸の適時打が飛び出すなど、17安打10得点を挙げた。

　投げては先発・九里亜蓮がヤクルト打線を8回2安打無失点の好投。9回は10点リードあったが守護神の中崎翔太がマウンドにあがり、1イニングを無失点に抑え歓喜の瞬間を迎えた。

　同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島－ヤクルト戦』で解説を務めた田尾安志氏はリーグ3連覇した広島について「本当に良いチームに育てましたよね。素晴らしいチームですよね」と話し、「今年の前半は厳しい戦いが続きましたよね。そこを耐え凌いで実力を中盤から後半に発揮しだして他球団との差をつけていった。地力のあるチームになったなと思いました」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）