三塁のレギュラーを争うロッテレアード(左)、安田(中)、鈴木(右)

 ロッテのサードのレギュラー争いが熱い。

 昨季はセカンドからサードにコンバートとなった鈴木大地が全143試合に出場したが、日本ハムから加入した16年本塁打王のレアード、将来の4番候補でもある2年目の安田尚憲らでレギュラーを争う。3年連続全試合出場中でチームの中心選手ともいえる鈴木といえども、レギュラーの座が安泰ではなくなった。

 鈴木は「試合に出ることが一番ですし、競争だったり、逆境を跳ね返せればもっともっとやっていけると思います。勝負をかけられて、負けて終わったと思われたくない」と強い覚悟を持ってキャンプに臨んでいる。

 「自分がやってきたことを見失わないように、自分のやるべきことを100%やって、なおかつしっかりアピールできるようにしたい」とレギュラーを譲るつもりは全くない。

 日本ハム時代の4年間で通算131本塁打を放ち、チームの課題でもある長打力を補う働きが期待されるレアードは「競争はチームにとって非常に良いことなので、そのなかで全力で頑張りたい」と話し、「出られれば、僕はどこでもやるつもり」とサードだけでなく、首脳陣から指示があれば、他のポジションも練習する考えを示した。

 一軍は11日にキャンプを打ち上げ、沖縄遠征に入った。鈴木、レアードといった実績のある選手は石垣島に残りキャンプを続けているが、プロ2年目を迎える安田は沖縄遠征に帯同。安田は鈴木、レアードが一軍に最合流するまで、なんとか結果を残そうと必死にアピールを続けている。

 その安田はサードのレギュラー争いについて、2本塁打6打点の活躍を見せた9日のラミゴ戦後に「レギュラーで出るためには、チームから信頼されないといけないと思います。ただホームランを打てばいいという話しではないので、色んなところで見られていると思う。しっかりとチームの方から信頼を得られるようにやっていきたい」と引き締めた。

 井口資仁監督は、一軍キャンプの打ち上げとなった11日の囲み会見で「(三塁のレギュラー争いは)開幕まで続く争いだと思う。そこまでに誰が一番、勝ち残るのかというのは、見物だと思います」と期待を寄せる。

 3月29日、ZOZOマリンで行われる楽天との開幕戦にサードのスタメンに誰が名を連ねるのか…。井口監督が話すように、開幕前まで目の離せない争いとなりそうだ。

▼三塁候補の昨季成績
鈴木大地
143試 率.266 本8 点49

レアード
120試 率.233 本26 点65

安田尚憲
17試 率.151 本1 点7

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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