オリックス・山岡泰輔(C)KYODO NEWS IMAGES

◆ プロ3年目で初の大役

 オリックスの西村徳文監督は2日、今季の開幕投手をプロ3年目の山岡泰輔に託すことを発表した。

 2016年のドラフト1位でプロ入りした23歳。瀬戸内高時代には、その投球動画を見たダルビッシュ有が絶賛のコメントを残したことでも話題を集めた男だが、社会人を経てのプロ入りから3年でチームを背負う投手にまで成長した。

 プロ1年目から8勝・7勝とコンスタントに勝ち星を積み重ねているとはいえ、黒星も11・12と負け越しが続いているのも事実。援護に恵まれない試合や、昨季は中継ぎでの登板を経験することもあったが、今季はチームの大黒柱として少なくとも貯金を作る働きが求められる。

 オフには金子千尋と西勇輝というチームを支えてきた先発の両輪が退団。そんな状況だけに、新指揮官からの期待も大きい。本人も“新エース”というところを目指す意欲をオフから口にしており、開幕にかける想いは強い。

 なお、オリックスの開幕投手は長らく白星から遠ざかっており、開幕戦の先発投手で最後に白星を挙げたのは2010年の金子千尋までさかのぼる。山岡は開幕投手として久々の勝利を挙げ、チームに最初の勝利をもたらすことができるだろうか。

◆ オリックス・平成の開幕投手
1989年:佐藤義則(○)
1990年:星野伸之(●)
1991年:佐藤義則(-)
1992年:星野伸之(○)
1993年:星野伸之(●)
1994年:星野伸之(●)
1995年:佐藤義則(-)
1996年:星野伸之(○)
1997年:星野伸之(-)
1998年:星野伸之(●)
1999年:小林 宏(○)
2000年:小林 宏(●)
2001年:金田政彦(-)
2002年:エド・ヤーナル(●)
2003年:吉井理人(●)
2004年:具 臺晟(●)
2005年:川越英隆(-)
2006年:川越英隆(○)
2007年:川越英隆(-)
2008年:金子千尋(○)
2009年:小松 聖(●)
2010年:金子千尋(○)
2011年:木佐貫洋(-)
2012年:アルフレッド・フィガロ(●)
2013年:金子千尋(-)
2014年:金子千尋(-)
2015年:ブランドン・ディクソン(●)
2016年:金子千尋(-)
2017年:金子千尋(-)
2018年:西 勇輝(●)
―――――
[通算] 7勝12敗

※登録名は当時のもの

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】オリックス・バファローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

岸田護新監督の下、V奪還を目指す新生・オリックス。課題の得点力不足解消へ、頓宮裕真の復活、さらには移籍2年目・西川龍馬の進化が覇権奪回のカギ!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む