ニュース 2019.04.20. 16:01

“平成最後”の東京対決へ!元ヤクルト・真中さん「打線の差はなく互角」

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“平成最後”の「東京対決」


 ゴールデンウィーク(GW)も間近に迫り、いよいよ31年つづいた平成もカウントダウンに入った。そして首都“TOKYO”では、10連休となるGWの前後に、「平成最後と、令和最初の、東京対決。」と銘うたれた『オープンハウス TOKYO シリーズ 2019』が行われる。

 今年で5年目を迎える「TOKYOシリーズ」は、東京に本拠地を置く両チームの対戦を通し、東京のスポーツシーンを盛り上げていく毎年恒例の企画。奇しくも今年は、4月23日(火)~25日(木)に明治神宮野球場で行われるヤクルト-巨人戦は、“平成最後”の「東京対決」で、5月10日(金)~12日(日)に東京ドームで行われる巨人-ヤクルト戦は、“令和最初”の「東京対決」となる。

 その「東京対決」を前に、平成のヤクルトを選手として、そしてコーチ・監督として戦ってきた、現ニッポン放送解説者の真中満さんに、ここまでのヤクルト&巨人の状態や、間近にせまった『オープンハウス TOKYO シリーズ 2019』の展望などを語ってもらった。

真中さんが語る“平成東京対決”の記憶
真中さんが期待を寄せる、令和の“ミスターTOKYO”候補


中継ぎ陣の思わぬ?奮闘


 ここまで首位に立つヤクルトについて、真中さんは「去年も打線の方が非常に活発で得点力はあったけど、どちらかというとピッチャーが苦しい試合が多かった。ですけど今年は、特に中継ぎですよね。中継ぎの駒も揃っていますし、能力も高いので、終盤の安定感がある。そのへんの投打のバランスが、非常に良い」との見解を示し、「いま首位にいるのは当然のことなのかなと思う」と続けた。

マクガフ

 ヤクルトは、開幕早々に坂口智隆選手が死球を受け、左手親指の骨折で離脱となるも、真中さんは「太田も頑張っているし、村上がファーストにいって、守備のストレスが軽減され、少し打つ方に集中できているのも良かったかなと思うし、層は厚い」とコメント。坂口の代役に抜擢された太田賢吾選手がサードに入ったことで、村上がサードからファーストに移動し、それがバッティング面にも良い影響を及ぼしているのではないかと指摘した。

 また、「今までは5回とかに先発が降板すると、中継ぎが撃ち込まれてゲームを壊してしまうという展開も多かったけど、今年は序盤に先発がやられても、4回くらいから7回くらいまで中継ぎが粘ってゲームを拾っていくということが多い。本当に力を感じる」と主張。梅野、近藤、石山らの“方程式”に加え、マクガフやハフ、五十嵐亮太といった中継ぎ陣の奮闘を称えた。


打線がどこまで投手陣をカバーできるか


 対する巨人については、「丸が入ったことで打線に厚みができた。で、丸ばかり注目されるけど、ビヤヌエバとゲレーロの外国人ふたりが非常に頑張っているので、打線に厚みが出ている。吉川尚は故障で外れて、坂本が1番に入ったりしていますけど、外国人で3番が埋められるので、ジャイアンツの打線も層が厚い」と、助っ人に注目。



 その一方で「最初からジャイアンツは後ろがちょっと厳しいかなとは思っていた。上原が不在で、沢村も調子が上がらず、マシソンも出遅れということで、僕の中でジャイアンツの評価が低かったのは、中継ぎ以降の投手陣が心配だったから。正直、打線である程度カバーしている部分もある。ジャイアンツとすると、この苦しい時期、中継ぎの若い選手たちが育つ段階の時にバッティングでカバーして、終盤になって若い投手たちが、勝ちゲームで放れるようになってくると、ジャイアンツにとっては理想的な展開かなと思う。マシソンも戻ってくればというところで、いまは打線が引っ張るしかない」と、リリーフ陣の整備を課題に挙げた。

 直近の直接対決では、菅野相手に黒星を喫したヤクルトだったが、その後の2戦に快勝し、2勝1敗と勝ち越しに成功。同カードを振り返った真中さんは、「僕が見ていると打線の差はなく、互角でしたね。中継ぎ以降の投手力の差で、残りの2試合はヤクルトが勝ったなという気がした。四つに組んでいたけど、ジャイアンツの後ろがちょっと苦しい感じはしましたね」と話し、23日からの東京シリーズについては、「(カード頭の登板が予想される)山口も原も状態がいいし、結果も出ている。先発じゃなくて後ろの投手、6回、7回くらいまで四つに組んで、7回以降のせめぎ合いになるのかなと。そのあたりでジャイアンツの投手陣がね。ビハインドだったり、序盤に先発が降板した時に、どう耐えられるかというところだと思います」と展望を語った。

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