ロッテのレアード

◆ 目標の30発に到達

 「毎年30本打つことを常に目標にしているので、それに近づいて結果を残せる。チームとしては、2005年以来の30本を達成できれば僕にとって非常に嬉しいこと。頑張ります」。

 春季キャンプ真っ只中の2月8日、ロッテのレアードに、球団ではシーズン30本塁打が2005年以来出ていないことについて質問し、返ってきた言葉だ。

 ご存知の通り、レアードは8月7日のソフトバンク戦、1-0の4回無死一塁からスアレスが投じたストレートをレフトスタンドへ放り込み、シーズン30本塁打に到達した。これがレアードにとって自身2年ぶり、球団では05年のイ・スンヨプ以来14年ぶりのシーズン30本塁打となった。

 このペースでいけば、シーズン終了時に43本塁打をマークする計算となる。そうなれば、球団では86年の落合博満氏以来となるシーズン40発以上だ。ちなみに、球団でシーズン40本塁打以上放った選手は3人(※落合氏が2度)で、本塁打王も86年の落合氏を最後に出ていない。

◆ 大事な場面での一発が“大スキ”

 「ホームランというのは自分の長所ですので、小さいときからホームランを打ちたいという気持ちがあって、その気持ちは変わらないですね」。

 レアードは子どもの頃から長打力を多く放つ選手であり、プロ野球選手となった今も多くの本塁打を放ち勝利に貢献している。

 今季は3月29日の楽天との開幕戦で移籍後第1号となる逆転3ラン、8月7日のソフトバンク戦では3-3の8回に勝ち越し2ランを放つなど、勝利に導く一発を放った。

 「いろんなシチュエーションでホームランを打てると思うんですけど、7日のソフトバンク戦のような場面でチームの勝ちに繋がるホームランというのは、自分でも一番いいホームランではないかなと思います」。

 チームは現在50勝50敗3分の5位だが、3位・楽天とは1差、首位・ソフトバンクとは5.5差とリーグ優勝、クライマックスシリーズ進出圏内にいる。チームが勝利するためにも、レアードにかかる期待は大きい。

 「全力を尽くして今までと変わらず、ホームランはもちろん、打撃でも守備でも全ての面でチームに貢献して、いい成績をチームとして挙げたいと思います」。

 大事な試合が続くシーズン終盤、チームの勝利に繋がる“スシポーズ”を数多く披露して欲しいところだ。

▼ レアードの年度別本塁打数
15年:34本 / 143試合
16年:39本 / 143試合
17年:32本 / 137試合
18年:26本 / 120試合
19年:31本 / 103試合
※本塁打数 / 出場試合数

▼ 球団でシーズン40発以上放った選手
52本 落合博満(1985年)
50本 落合博満(1986年)
43本 別当 薫(1950年)
41本 レ オ ン(1980年)

※データは2019年8月9日終了時点

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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