「プロ野球1年生のきみへ」第6回:井上広輝
西武の担当スカウトから、今年のルーキーたちへ宛てた“手紙”を公開している「プロ野球1年生のきみへ」──。
各スカウトにとって、選手たちとは“我が子”のような存在。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、直接対話が出来ない状況が続くなか、各担当スカウトたちが選手に対して“いま伝えたい想い”を綴ろうと筆を執った。
第6回目の今回は、育成アマチュア担当の竹下潤スカウトから、ドラフト6位で指名された井上広輝投手(日大三高)へ。プロ1年目の出だしをコロナ禍で過ごすルーキーに、いま伝えたい想いとは……?
竹下潤スカウトから井上広輝へ
広輝へ
プロ野球の寮生活はどうですか?
日大三高の小倉監督のもと指導を受けてきたので、私は心配していませんよ。同期の川野選手もいるのでね。
広輝が高校2年生の時の甲子園での姿が特に印象に残っています。
150キロ近くのストレートに多彩な変化球、特にスライダーが印象的だったよ。
高校3年の時は納得のいく結果ではなかったと思うけど、その分プロ野球の世界で思う存分発揮してください。
そして背番号41はライオンズでは偉大な番号です。自分のものにして1年でも長くつけてくださいね。広輝の投球を見るのを楽しみにしています。
埼玉西武ライオンズ育成アマチュア担当・竹下潤(13年目/担当地区:関東)
☆主な担当選手:2018年齊藤大将投手