ロッテ・荻野貴司[撮影日=2020年2月12日]

◆ 小島から本塁打

 ロッテの荻野貴司は5月31日に行われた紅白戦(ZOZOマリン)に、紅組の『1番・センター』で先発出場し、6回の第3打席にレフトへ2ランを放った。

 荻野は6回二死二塁で迎えた第3打席、先発ローテーション入りを目指す左腕の小島和哉が投じたストレートを振り抜くと、打球はレフトスタンドへ飛び込んだ。

 「小島はほんと良い球が来ていて、自分もスイッチが入ったというか、より集中した打席になりましたね。こういう対戦で感覚もより実戦モードになってきたと思います」。

 荻野は初回の第1打席には、開幕投手が内定した石川歩の146キロのストレートをセンター前に弾き返しており、この日は2安打2打点だった。

◆ 気になる1番打者

 今季もトップバッターとして打線を引っ張っていくことが期待される荻野は、オープン戦の出場はなかったが、久々の実戦となった5月30日の紅白戦でも適時打を放っており、紅白戦の2試合いずれも安打を放った。

 2試合とも1番で出場した荻野だが、同じくFAでソフトバンクからロッテに加入した福田秀平も5月30日が紅組、31日は白組の1番に座った。

 新加入の福田秀平はオープン戦、3月14日の中日戦を除いて、その他のスタメン出場した試合は全てトップバッターを務めており、先頭打者本塁打も2本放った。

 荻野も、井口資仁監督が指揮をとってからチーム最多の197試合で1番に座る。紅白戦では荻野、福田秀ともに1番で出場したが、6月2日から始まる練習試合では、どちらが1番に座るのかーー。また、オープン戦の出場がなかった荻野が出場することで、打順、打線がどのように変化していくのかーー。外野のポジションはどういう組み合わせになっていくのかーー。まずは、6月2日の日本ハムとの練習試合(ZOZOマリン)を楽しみに待ちたい。

文=岩下雄太

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