○ オリックス 4 － 0 楽天 ●
＜3回戦・京セラD大阪＞

　オリックスが完封リレーで今季初勝利。8回無失点で今季初勝利を挙げた先発・山本の快投が光った。



　山本は初回、先頭の茂木をオール直球で3球三振に仕留めると、続く鈴木、ブラッシュも連続三振斬り。圧巻の3者連続三振スタートを切った。2回は一死から5番・島内に初安打を許したものの、続くロメロを注文通りの遊ゴロ併殺。3回以降も力強い直球と精度の高い変化球を駆使し、6回まで1安打無失点。打者18人で片づける快投を見せた。

　7回と8回は1安打ずつを許したが、ニ塁ベースを踏ませぬ抜群の安定感。完封が見えた9回のマウンドには上がらなかったが、8回94球、3安打無失点、10奪三振無四死球の快投で今季初白星を手にした。4点リードの9回は守護神のディクソンが3者凡退斬り。完封リレーで試合を締めた。

　打線は初回、5番・中川の中犠飛で先制。2回は1番・T－岡田、2番・ロドリゲスの連続適時打で2点を加えた。4回は再びT－岡田が適時二塁打を右翼線へ運び4点目。開幕戦から1番に座り続ける主砲が3安打2打点と活躍した。