今季37試合登板で防御率1.00
巨人の中川皓太投手(26)が18日、一軍練習に合流した。
巨人はこの日から日本シリーズ第1戦の舞台となる京セラドーム大阪でチーム練習を開始。21日(土)から始まるソフトバンクとの頂上決戦を3日後に控え、左脇腹痛で離脱していた中川も全体練習に参加した。
今季5年目の中川はセットアッパーとして開幕を迎え、デラロサが抹消された7月にはクローザーへの配置転換も経験。7月28日のDeNA戦から14試合連続無失点を記録するなど、シーズン前半はブルペンの柱として大車輪の活躍を見せていた。
しかし、1回1被弾1失点だった10月6日・DeNA戦を最後に公式戦での登板はなく、10月9日に登録抹消され、そのままレギュラーシーズン終了。宮崎フェニックスリーグで1試合の調整登板を経て、この日合流した。
今季は120試合という短縮シーズンのなか故障離脱があったものの、37試合(36回)に登板して2勝1敗6セーブ15ホールド、防御率1.00の好成績。
復帰戦を経て仕上がり状態は気になるものの、同じく故障から復帰した亀井善行も含め、リベンジを期すチームにとっては頼もしい存在が帰ってきた。