41球中21球がボール…制球に苦しみ打者9人で交代
エンゼルスの大谷翔平投手(26)は30日(日本時間7月1日)、敵地でのヤンキース戦にてメジャー移籍後の公式戦では初めて「1番・投手」で先発するも1回持たずノックアウト。0回2/3(41球)を投げて、2安打5四死球7失点でベンチに退いた。
大谷は初回の第1打席で中飛に倒れたものの、味方から2点の援護をもらって初回のマウンドへ。しかし、速球・変化球ともにコントロールに苦しみ3連続四球。4番・スタントンと5番・トーレスに甘く入ったスライダーを連続適時打とされ、一死も奪えないまま同点に追いつかれた。
左打者の6番・オドーアに対してはスプリットで3球三振に退けたが、続く7番・アンドゥハーの三ゴロの間に3点目を失い逆転。8番・フレイジャーにはカウント0-2から3球目のスプリットが抜けて死球となり、続く9番・ガードナーには1球もストライクが入らず押し出し四球。ここでマッドン監督はたまらず投手交代を告げ、大谷は外野守備につくことなくベンチへ退いた。
その後、2番手・スレガーズが満塁走者一掃の適時打を許し、大谷には7失点が記録。防御率は「2.58」から「3.60」に悪化した。