9回、起死回生の満塁弾を放ったウォルシュ

● ヤンキース 8 - 11 エンゼルス ○
<現地6月30日 ヤンキー・スタジアム>

 エンゼルスが9回に4点ビハインドをひっくり返して逆転勝ち。「1番・投手」で先発した大谷翔平は0回2/3(41球)を投げて、2安打5四死球、自己ワーストの7失点で敗色濃厚だったが勝敗はつかなかった。

 大谷は制球を乱して1回もたず降板となったものの、エンゼルスは2回以降に投げたリリーフ投手陣が奮闘。打線も3回に9番・ラガレスの適時打、5回に3番・ウォルシュのソロホームランで一時3点差まで追い上げた。

 ただ6回以降は打線がゼロ行進。8回には7番手・マイヤーズが9番・ガードナーにソロ本塁打を被弾して再び4点差となり、ヤンキースは守護神のチャプマンを起用。エンゼルスは万事休すかと思われた。

 しかし、中6日と登板間隔が空いていたチャプマンが際どいコースの判定にも泣かされ大乱調。エンゼルスは3四球で満塁のチャンスを迎えると、5回の第3打席で一発を放っていた3番・ウォルシュがカウント1ボールからの2球目を強振。打った瞬間確信した打球は右中間方向へグングン伸び、起死回生の同点満塁ホームランとなった。

 お祭り騒ぎのエンゼルスは、投手交代後も押せ押せムードで一死一・三塁。イグレシアスが三振に倒れ二死となったものの、ベンチ入りメンバー最後の野手だった代打・レンヒーフォが左翼線へ値千金の勝ち越し2点打を放ちついに逆転。続く8番・ウォードも適時二塁打で続き、この回一挙7得点のビッグイニングとした。

 相手守護神を打ち砕き、初回以来となるリードを奪った9回裏は、クローザーのライセル・イグレシアスが3人斬りの圧巻投球でゲームセット。エンゼルスは劇的な逆転勝利で借金を「2」に減らした。

 2度の降雨中断があった5時間57分の大激戦。試合が終了したのは、日付と月が変わった現地時間7月1日の深夜1時6分だった。

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この記事を書いたのは

藤田皓己

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