「非常に楽しみになってきましたね」
中日は12日、与田剛監督が今季限りで退任し、OBの立浪和義氏に来季の監督就任を要請したと発表した。
立浪氏は「私の中では何も断る理由もないですし、もちろん前向きにこれから考えていきたいと思います」と前向きな姿勢を示しており、今季終了後にも新監督が誕生する見込み。
現役を引退した2009年まで中日一筋22年で、通算2480安打を放ったミスタードラゴンズ。今春キャンプでは臨時コーチを務めたが、指導者としての本格的な古巣復帰は引退後初となる。
12日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した田尾安志さんは「ドラゴンズは打てないチームじゃないですか。監督やるにあたって一番難しいのはピッチャーの補強なんですよ。そう考えたらピッチャー陣は優秀な人がいるし、打撃の方は立浪くんの専門分野ですから、どんどん良くなっていくと思う。非常に楽しみになってきましたね」と期待を寄せた。
中日は今季ここまでリーグ1位のチーム防御率を記録しているものの、得点・打率・本塁打がリーグワーストに低迷。2011年以来のリーグ制覇へ向けて、深刻な得点力不足の解消が最重要課題となっている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』