今季限りでの現役引退を発表した中日の山井大介(左)と藤井淳志

● 中日 1 - 3 ヤクルト ○
<23回戦・バンテリンドーム>

 今季限りで現役を引退する中日の山井大介投手(43)と藤井淳志外野手(40)の引退試合が13日に行われ、試合後には本拠地ファンの前で引退あいさつを行った。

 今季初登板の山井は先発マウンドに上がり、ヤクルトの1番・塩見と対戦。カウント2-2から最後は低めのスライダーを振らせ三振に斬って取った。打者ひとりで交代となり、マウンドを降りる際は涙を浮かべながら野手陣や労いに来た与田監督とガッチリ握手。ベンチ前で祖父江から花束を受け取り、ファンに深々と頭を下げた。

 藤井は「1番・右翼」でスタメン出場。1回裏の打席でヤクルト先発・サイスニードと対戦し、初球から2球連続ファウルのあと、最後は3球目の外角直球に手が出ず見逃し三振に倒れた。ベンチに下がる際、堂上から花束を受け取ると両軍の選手、首脳陣、ファンから大きな拍手。1打席のみの出場で2回表から岡林が右翼の守備に就いた。

 試合後には引退セレモニーが行われ、神戸弘陵高、奈良産大、河合楽器を経て中日一筋20年のプロ生活を終えた山井は「正直、こんなに長くユニホームを着てプレーをできるとは思ってもいませんでした。13年のノーヒットノーラン、14年には最多勝、最高勝率。何と言っても07年の日本シリーズ優勝。53年ぶりの日本一。ファンのみなさんと一緒に感動したあの一瞬は、一生忘れることはありません。記録より記憶に残る選手と言ってもらったこと、誇りに思います。野球が好きです。大好きです。ドラゴンズが大好きです。20年間、本当にありがとうございました」とあいさつした。

 豊橋東高、筑波大、NTT西日本を経て中日一筋16年の藤井は「死球で始まり見逃し三振で終わった野球人生ですが、中身は濃かったと思います。このようなセレモニーをしていただけるほどドラゴンズのユニホームを着られたことは僕の誇りです。第2の人生、人に誇れるように生きていきたいと思います」と締めくくった。

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ベースボールキング編集部

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