ソプラニスタの岡本知高さんが国家独唱

　ヤクルトは23日、本拠地開幕戦となる3月29日・巨人戦にて、北京パラリンピックの金メダリスト・村岡桃佳選手が始球式、男性ソプラノ歌手の岡本知高さんが国家独唱を務めることを発表した。

　チェアスキーヤーの村岡選手は、2014年ソチ大会でパラリンピック初出場を果たし、18年の平昌大会で日本選手最多の1大会5個（金1／銀2／銅2）のメダルを獲得。パラ陸上への挑戦も経て、日本選手団の主将として挑んだ22年の北京大会では、パラアルペンスキーで金メダル3個、銀メダル1個に輝くなど、大活躍した。

　国家独唱を務める岡本さんは、世界的にも稀有な「天性の男性ソプラノ歌手」。フジテレビのフィギュアスケート中継テーマ曲「ボレロ」を2006年から担当している他、2017年の第84回日本ダービー、2019年の世界フィギュアスケート選手権で国家独唱、東京オリンピックの閉会式にてオリンピック賛歌を披露した実績を持つ。

　神宮球場で行われるヤクルトの本拠地開幕戦は、3月29日（火）18時に試合開始予定。試合入場券の詳細などについては、球団公式HPまで。