西川＆髙部、OP戦好調だった両軍の新1番にも注目

　プロ野球の2022年シーズンが25日に開幕。他球場に先立ち16時開始予定の楽天－ロッテ戦（楽天生命パーク）のスタメンが発表された。

　最大の注目は両チームの先発捕手。楽天の安田は愛知大からドラフト2位で入団し、14試合に出場したオープン戦は打率.242、1本塁打、8打点を記録。守りでは則本や田中将らベテラン投手とコンビを組み、球団初となるオープン戦1位に貢献した。ロッテの松川は市和歌山高からドラフト1位で入団。OP戦打率こそ.136に終わったが、キャンプ中の実戦から攻守で高いポテンシャルを発揮し18歳ながら首脳陣の高評価を得た。

　楽天は2005年の球団創設以降、新人捕手が開幕マスクを務めるのは安田が初めて。ロッテの松川も高卒での開幕マスクは球団初で、プロ野球の長い歴史で見ても高卒新人の開幕スタメンマスクは史上3人目の快挙となった。さらに、両軍とも新人捕手が開幕スタメンに名を連ねるのは2リーグ制以降初。白星に導くのはどちらの新人捕手か。

　また、昨季まで日本ハムでプレーし今季から楽天に加わった西川、ロッテの3年目・髙部はオープン戦絶好調。新リードオフマンの働きにも注目。先発マウンドには楽天・則本とロッテ・石川、経験豊富な両右腕が上がる。

　楽天－ロッテ戦のスタメンは以下の通り。

【先攻：ロッテ】
1番（左）：髙部
2番（右）：マーティン
3番（二）：中村奨
4番（指）：レアード
5番（一）：佐藤都
6番（中）：岡
7番（遊）：藤岡
8番（捕）：松川
9番（三）：平沢
先発投手：石川

【後攻：楽天】
1番（左）：西川
2番（遊）：山﨑
3番（二）：浅村
4番（右）：島内
5番（三）：茂木
6番（指）：和田
7番（一）：鈴木大
8番（捕）：安田
9番（中）：小深田
先発：則本