● DeNA 2 － 9 阪神 ○
＜6回戦・横浜＞

　2連敗のDeNAは今季ワーストタイの借金6。試合前まで防御率リーグ1位だった上茶谷大河投手（26）が、今季最短の4回2／3、8安打7失点でノックアウトされた。

　上茶谷は初回、1番・近本、2番・中野に連打を浴び無死二、三塁のピンチを招くと、3番・マルテに中犠飛、4番・佐藤輝には右翼線への適時二塁打を浴び2点を先制された。

　2回は3者連続三振でゼロを刻んだものの、3回は再び先頭の近本に二塁打を浴びたあと、続く中野には右翼席への2ラン被弾。5回は一死満塁から5番・大山に中犠飛を許し降板を告げられ、代わった三上が6番・糸井に2点適時打を浴びた。上茶谷は5回途中8安打7失点で3敗目（2勝）。今季最短KOを食らい、試合前まで2.04でリーグトップだった防御率は一気に3.38に悪化した。

　打線は8安打を放つも2点止まり。DeNAはこの試合で横浜スタジアム史上最多となる3万2463人の観客を動員したが、大敗でファンに勝利を届けることはできなかった。