◆ 高木氏「今年支えたのは前田」「一番厳しい所を上茶谷が埋めていった」
「SMBC日本シリーズ2026」で4連勝し、2年連続の日本一に輝いたソフトバンク。28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』では、解説陣が今季の投手MVPを挙げた。
谷沢健一氏は「中継ぎ以降のオスナとヘルナンデス。この両外国人が揃って、後ろの杉山一樹に繋いでいく。この2人の存在価値というのは大きかったね。力がある、今日(第4戦)もそうだった。右投手と左投手でしょう」と中継ぎ陣を支えた2投手を評価。高木豊氏が「ヘルナンデスの投げ方は左打者は嫌ですよね、背中からくるね」と語ると、谷沢氏は「クロスステップだから」と同調した。
辻発彦氏は「昨季と比べて、前田悠伍と上茶谷大河のプラスアルファというのが大きい。これが91勝に結びついていると思うんですよ」と分析。前田の特徴について「やはり負けない。あと度胸が据わっているし、ストライク先行でいけるんですよ。そういう所がすごいなと思う。まだ21歳でしょ、末恐ろしいです」と述べると、高木氏は「(今季12勝1敗で)11個の貯金を作っていて、昨年は本当に0だったから、それを考えると今年支えたのは前田悠伍という1人の選手かなと思う。21歳とは思えないくらいの堂々たる投球をしていましたよね」と評価した。谷沢氏は「左打者の内角に投げ切れる球質を持っている。そういう意味では左打者もしっかり抑えられる。さらに進化していくでしょうね」と来季の活躍にも期待を寄せた。
さらに上茶谷に対して、辻氏が「すごいですよね。中で投げていた投手が先発にいって、そこで勝つんですから。テンポがすごくいいので、非常に守りやすいと思うんですよ。マウンド上で楽しそうに投げているなという印象が強い」とコメントすると、高木氏は「やはりフル回転だったなと、一番厳しい所を上茶谷が埋めていった。中継ぎがちょっと不足したら中継ぎでスタートして、先発に戻ってきても勝てる。非常にフル回転でよく頑張ったなと思う」と称賛した。谷沢氏は「これだけ変化球の種類が増えてくると、中継ぎとか抑えでやるのはもったいないですよ。やはり先発で回して、今季8勝だが球種の豊富さが先発に生きましたね」と先発の適性に言及し、高木氏は「日本シリーズも投げたかったでしょうね、ちょっとでもね」と惜しんだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』