ニュース 2022.08.02. 21:55

5打席連続本塁打のヤクルト・村上「ちょっとご褒美かな」7月チームの危機乗り越え

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プロ野球記録の5打席連続本塁打を達成し、花束を受け取るヤクルト・村上 (C)Kyodo News
2022.08.02 18:00
東京ヤクルトスワローズ 5 終了 0 中日ドラゴンズ
神宮
○ ヤクルト 5 - 0 中日 ●
<14回戦・神宮>

 ヤクルトの村上宗隆が2日、プロ野球新記録となる5打席連続本塁打を達成した。

 村上は甲子園球場で行われた7月31日の阪神戦(甲子園)の7回に35号ソロ、9回に36号ソロ、延長11回に37号2ランを放って3打席連続本塁打をマーク。

 そしてこの日、初回二死の第1打席に中日先発の柳裕也からライトスタンド上段へ38号ソロを叩き込むと、3回の第2打席は一死一塁から左中間スタンドへ39号2ランを放ち、誰も踏み込んだことのない領域に到達した。

 さらに記録更新が期待された6回の第3打席はレフト線へ弾き返す二塁打。7回の第4打席は空振り三振に倒れたが、この日は3安打で打率.321に上昇。現在39本塁打、98打点はともにリーグトップ。史上最年少22歳での三冠王も視界に捉える。

 試合後、新記録達成について「本当に嬉しいですけど、実感はあまり湧いてないです」と語った村上。この日放った2本のアーチについて「1本目は今年一といっていいぐらい完璧なホームラン。2本目も態勢崩されながら、いいフォロースルーといい押し込みで打てたので、どちらともいいホームラン」と振り返った。
 
 高津臣吾監督は村上について「しっかり狙い球を絞って、例えばそれが外れたとしても態勢を崩されることなく自分のスイングができる。それがすべての球種にコースに対応できている」と称えた。

 そして、「ムネは入ってきたときからただ者じゃないと思っていた。ここまで来るのは想像してました。今もまだ成長過程。これで終わらないと思っています」と、指揮官はさらなる成長を期待した。

 7月は新型コロナ感染により主力が大量離脱。その危機を乗り越え、ヤクルトが頼もしい4番と共に再び上昇気流に乗る。

 「7月はすごく苦しくていろんな感情も持ちましたけど、今日こうして、ちょっとご褒美かなと思いましたし、4番としてすごくチームの勝ちを大事にしているので、今日は今日で喜びに浸ってまた明日勝てるように頑張りたいと思います」

 新記録達成の喜びは今日で終わり。リーグ連覇を目指すチームの4番はまた明日、新たな戦いへと挑む。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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