○ ヤクルト 7 － 6 広島 ●
＜22回戦・神宮＞

　広島は5連勝後に2連敗。今シーズン残り12試合で、再び借金5に後退した。

　広島は先発・大瀬良大地が2回に村上宗隆に53号ソロを浴びるも、直後の3回に大瀬良が自ら同点打を放ち、4回には相手先発・小澤怜史を攻略して4－1とリード拡大。

　しかし、大瀬良が直後の4回裏にホセ・オスナに適時打を打たれ2点差に詰め寄られると、続く5回に塩見泰隆に同点2ラン、6回には長岡英樹に2ランとツバメ打線の一発攻勢に沈んだ。

　広島打線はその後も食い下がったが、一歩及ばず6－7で敗戦。大瀬良は5回2/3（108球）を投げ3本塁打を含む9安打7失点で8敗目（8勝）を喫した。

　この日はCS出場権を争う3位・阪神がDeNAに敗れ、5位・巨人も中日に延長戦の末に敗戦。順位変動こそなかったが、4位・広島にとっては阪神に迫るチャンスを逃す痛い黒星となった。

　揃って敗れた3位から5位の中位3チームは、2位・DeNAに突き放される格好となり、最下位・中日と5位・巨人の差は「3」に縮まった。