ロッテ・山本大斗

◆ 「1年間一軍でいられるように」

 「去年2試合だけ一軍を経験させてもらって、自分の中で悔しい思いをした。3年目絶対やってやろうという気持ちで、オフシーズンもやってきている。3年目はずっと1年間一軍でいられるようにやっていきたい」。

 ロッテの山本大斗は、力強く宣言した。山本は20年育成ドラフト3位でプロ入り。この2年間は、みっちりとファームで実戦経験を積んできた。

 ルーキーイヤーの2月に「一番の魅力だと思うので、長打力でアピールしていきたいなと思います」と話していた山本は言葉通り、1年目の21年3月20日のDeNAとの二軍戦、プロ初打席で田中健二朗が投じた初球のストレートをライトへ運ぶプロ初本塁打を放つと、同年9月15日の日本ハム戦では「その日の練習でまっすぐが強いから福浦さんに、まっすぐにタイミングを合わせて、それで浮いてきた変化球を打っていくように言われていたので、その通りできたので良かった」と吉田輝星から本塁打を放つなどプロ入り後初となる1試合2ホーマー。1年目はファームで5本のアーチを描いた。

 2年目の22年は育成選手ながら春季キャンプA組スタート。開幕前に支配下選手登録は叶わなかったが、7月に6日の楽天戦から3試合連続本塁打を放つなど、月間4本塁打を放ち、7月30日に支配下選手登録を勝ち取った。

 支配下選手となってからも、ファームで過ごしていたが、9月30日にプロ初昇格。同日のオリックス戦、2-3の9回一死走者なしで茶谷健太の代打で登場すると、1ボール1ストライクから平野佳寿が投じた3球目の134キロフォーク、4球目の136キロフォーク、いずれもストライクゾーンからボールゾーンに落ちる球に空振りし三振に倒れた。10月2日のソフトバンク戦では、初めてZOZOマリンスタジアムで行われた一軍の公式戦に出場したが、空振り三振に倒れ、一軍では2試合に出場して2打数0安打だった。

 それでもファームでは一時イースタン・リーグトップの本塁打数を記録するなど、チームトップの12本塁打を放ち、シーズン終了後の10月に行われたフェニックス・リーグでは4ホーマー。吉井理人新監督からは“ダイナマイト”を命名された。

 11月にZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習では徹底的に振り込み、全体練習終了後にも黙々とロングティーを行っている姿があった。

 秋季練習が終わってからも「秋季練習、シーズン中に色々教わっているので、そのおさらい復習しながらやっていました」と、福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチから教わったことを反復練習。“復習”とは、逆方向へ意識したバッティングだ。

 13日に行われたロッテ浦和球場での自主トレでは「とにかく強い打球を打とうと考えてやっていました」とロングティーを行い、「とにかく力強く振るというのはずっとやっていきたいこと、続けていっている感じです」と秋季練習から取り組んでいることを継続。2月1日からアピールするために、しっかりと準備を続けている。

 ロッテは昨季チーム本塁打リーグ5位の97本塁打、チーム本塁打トップは山口航輝の16本と長打力が課題。高卒3年目の今季、山本にかかる期待は大きい。

取材・文=岩下雄太

【PR】1巡目から育成指名終了の瞬間まで、ドラフト会議観るならU-NEXT!

U-NEXT / ドラフト会議2026

「U-NEXT」では、2026年10月22日(木)に開催される『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』を1巡目から、育成指名終了の瞬間まで完全生配信!

”ネクスト大谷”と評される菰田陽生投手(山梨学院高)や鈴木泰成投手(青山学院大)、渡辺和大投手(慶應義塾大)、米沢友翔投手(関西大)ら各大学のエースたちに1位指名の期待がかかる。

なお、U-NEXT月額プラン会員の方は追加料金なく見放題。はじめての方は、31日間無料トライアル登録で視聴可能だ。

POINT

① 1巡目指名から育成指名終了の瞬間まで、完全生配信

② “流しのブルペンキャッチャー”安倍昌彦氏のここでしか聞けない解説も

③ 31日間無料トライアル登録で視聴可能

この記事を書いたのは

岩下雄太

岩下雄太 の記事をもっと見る

もっと読む