8日に放送された『ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース』に中日ファンのスピードワゴン・井戸田潤さんが、巨人との開幕戦で8回途中145球、3失点の熱投した小笠原慎之介について言及した。

　小笠原は開幕戦の巨人戦、6回を投げ終えた時点で球数は107球。2－1のまま7回裏を迎え、“勝利の方程式”を投入して逃げ切ってもいい場面だが、小笠原がマウンドに上がる。7回は先頭のブリンソンを中飛、続く大城卓三を中飛、代打・松田宣浩を三ゴロに打ち取った。

　小笠原は7回を投げ終え、球数は120球となったが、8回もマウンドへ。小笠原は二死一、二塁で4回にソロ本塁打を浴びた中田翔にこの日投じた145球目をライト線に運ばれ逆転の2点適時三塁打を許し、ここで降板となった。

　井戸田さんは「開幕投手で145球、今年、軸でいかなきゃなという責任感、それが最後打たれてしまったことで涙として溢れ出た。そこが後半の野手にささって、高橋周平選手の逆転打に繋がるんですけど、涙が非常にジーンときましたね。今年に懸けている思いが伝わってくる」と“小笠原の涙”に感動したようだ。

（ニッポン放送ショウアップナイター）