3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹前監督が4日、都内の映画館で6月2日に公開された映画「憧れを超えた侍たち　世界一への記録」公開記念舞台挨拶に登壇した。

　栗山前監督が野球日本代表「侍ジャパン」トップチームに栗山英樹監督が就任してから、「2023WORLD BASEBALL CLASSIC」まで、侍ジャパン世界一への軌跡を振り返る、チームの専属カメラが記録し続けた完全密着ドキュメンタリー映画。

　栗山前監督は「映画の内容はなんとなくわかっていたんですけど、見ると思い出すところがいっぱいあるし、そこに至るまでいろんな会話、いろんなことがあったので、選手たちよくやってくれたなという思いです」と映画の感想を語った。

　映画のタイトルが『憧れを超えた侍たち　世界一への記録』だが、栗山前監督は「本当にWBCはそういう戦いだったり、どうしても最後はアメリカという壁、アメリカでやっている選手たちの壁があったと思うんですけど、それを早く払拭しない限りは日本野球はさらに前に進まないので、そういうみんなの思いが題名に表れているのかなと思います」と話した。

　「もしWBCの試合を見ていて元気になったり、笑顔になったり、勇気が出たり、頑張ろうと思ったりということを思っていただけるのであれば、もう1回増幅されますので、ぜひ見ていただいて、元気になってもらいたいと思います」。同映画は2023年6月2日（金）から全国各地で、3週間限定で公開されている。

（ニッポン放送ショウアップナイター）