○ オリックス 10 － 0 ロッテ ●
＜10回戦・京セラD大阪＞

　オリックスが13安打10得点と打線爆発で3連勝。先発の山下舜平大は6回無失点の好投で、リーグ単独トップとなる7勝目をマークした。

　先発の山下は初回、連打と四球で二死満塁のピンチを招くも、5番・福田秀平を遊邪飛、6番・岡大海を左飛に打ち取り無失点で切り抜ける。2回以降は、ランナーを背負いながらも得点を与えない粘りの投球を披露。

　5回には、一死から1番・池田来翔の右前打をきっかけに、二死一・二塁とされるも、4番・山口航輝をフォークで左飛に退けた。次のイニングもマウンンドに上がり無失点で抑えた山下は、6回96球、5安打無失点、5奪三振4四球の粘投を見せた。


　打線は5回、無死二・三塁から7番・ゴンザレスが左前適時打を放ち2点を先制。7回には無死一・三塁から6番・杉本裕太郎が左翼手の頭を超えるフェンス直撃の一打を放つと、打球が転々とする間に激走を見せ一気に本塁へ。ランニング本塁打となり3点を追加した。

　その後も打線が繋がり、この回打者一巡の6得点で8－0に。8回には5番・頓宮裕真のダメ押しとなる8号ソロをなど2点を加え、10－0で快勝を収めた。

　13安打10得点と打線が爆発したオリックスは3連勝で首位をキープ。好投を見せた山下はリーグ単独トップとなる7勝目を飾った。