● 中日 2 － 3 広島 ○
＜13回戦・バンテリンドーム＞

　中日は反撃及ばず1点差負け。この3連戦は2連取中だったが、同一カード3連勝とはならなかった。

　先発の涌井は3回、相手投手の9番・森にプロ初安打となる左前打を許すと、その後、二死一、二塁のピンチで4番・西川に痛恨の被弾。フルカウント後の高め直球を右翼席へ運ばれ一気に3点を失った。この日は5回88球、6安打3失点、3奪三振1四球の内容で降板。勝利投手の権利は得られず6回から救援陣にマウンドを譲った。

　反撃したい打線は5回、涌井の代打で出場した福田が、今季1号ソロを右翼席へ運び2点差。7回は代打・高橋周の左前適時打で1点差に迫った。

　9回は先頭の5番・石川が左中間突破の二塁打でチャンスメイクしたが、続く宇佐見の犠打で一死三塁としたあと、7番・福永、8番・龍空が揃って凡退。1点差で敗れ、5回3失点の涌井は12球団ワーストとなる9敗目（3勝）を喫した。