西武は14日、山川穂高選手が国内FA権を行使すると発表した。
山川は13年ドラフト2位で西武に入団し、18年に最優秀選手、3度の本塁打王(18、19、22年)、打点王(22年)、ベストナインを3度受賞。西武での10年間で通算786試合に出場して、打率.256、218本塁打、575打点の成績を残した。球界屈指の長距離砲はどこの球団に移籍するのだろうかーー。
▼ 山川のコメント
「この度、私が取得させて頂いたFA権の行使について、皆様にお伝えさせて頂きます。結論を先に申し上げますと、今回、FA宣言をさせて頂くことを決断致しました。皆様に多大なる不快な気持ち、不信感を生んでしまった一連の出来事を通じて、ただ野球をするということだけではなく、関係する全てのことを、自分ひとりで考え、また、家族と考えさせて頂きました。野球から離れることだけではなく、社会から離れることまでも考えました。それでも、私の心から消えずに残り続けたことは、野球がやりたい、野球をさせて頂きたいという答えでした。プロ野球選手として恥ずべきことですが、ここまでの気持ちになったのは、これまでの野球人生で初めてのことです。この私の意志を受け入れて頂けることがあるならば、ライオンズに居続けることが、ファンの皆様、球団の皆様に対する感謝の形、謝罪の形、誠意であるということも考えています。同時に、FA宣言が持つ、選手の権利として定められた制度という理解を超え、これまで聞くことがなかった声をお聞かせ頂くことで、自分自身を戒めることとなるのではないかとも考えました。FA宣言により西武ライオンズ以外の球団の考えを聞いた上で、残留か移籍の判断をさせて頂くことは、新たな野球人生へと歩ませて頂きたいという、私の一方的な願い、自分本位な意思のように聞こえてしまうであろうことも、重々承知しております。それでも、私が宣言させて頂くことで、何より、私自身のこれからの野球人生に対して、重い責任を持ち続けることの覚悟であることを、どうか少しでもご理解いただけたら幸いです。結びになりますが、ご伝達が遅れましたことにつきまして、誠に申し訳ございませんでした。お待ちいただき、また、ご心配いただきましたこと、心より感謝申し上げます」
山川は13年ドラフト2位で西武に入団し、18年に最優秀選手、3度の本塁打王(18、19、22年)、打点王(22年)、ベストナインを3度受賞。西武での10年間で通算786試合に出場して、打率.256、218本塁打、575打点の成績を残した。球界屈指の長距離砲はどこの球団に移籍するのだろうかーー。
▼ 山川のコメント