● 日本ハム 1 － 5 ソフトバンク ○
＜8回戦・エスコンF＞

　日本ハムは守備の乱れが響き引き3連敗。最大9つあった貯金は2となった。

　先発の山﨑福也は今季のソフトバンク戦、ここまで3試合に先発し2勝0敗、防御率1.80と好投していたが、この日は苦しい投球。1－1で迎えた3回は先頭打者への四球や自らの失策で無死満塁のピンチを招き、2番・今宮に勝ち越し犠飛を許した。なおも一死一、二塁のピンチで3番・栗原は併殺コースの二ゴロに仕留めたが、二塁・福田光の二塁送球が浮き、体勢を崩した遊撃・細川が一塁へ悪送球。これが適時失策となり3失点目となった。

　5回も一死満塁からの栗原を併殺コースの遊ゴロに仕留めたが、今度は細川の二塁へのトスが乱れ、福田光の一塁送球も悪送球。この間に三塁走者に続き二塁走者の生還も許してしまい一気に2失点となった。

　山﨑は拙守にも足を取られ、5回5失点（自責点4）で3敗目（6勝）。新庄監督は6回から二塁に奈良間、遊撃に上川畑を入れ、スタメン二遊間の二人をベンチに下げた。

　打線は1点を先制された直後の2回、4番・マルティネスの8号ソロですさかず追いつくも、なおも二死満塁の好機で「1番・指名打者」で出場した田宮が見逃し三振。中盤以降も再三チャンスは作ったものの、好機での一本が出なかった。