13日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－阪神』で解説を務めた松田宣浩氏が、巨人の浅野翔吾について言及した。

　ヘルナンデスが故障で離脱し、8月ファームで打撃好調だった浅野が再昇格。松田氏は「（ヘルナンデスは）交流戦から合流して本当にジャイアンツの3番として機能していたので、この離脱は本当に痛いですね。若い浅野選手がいるじゃないですか、こういう時は浅野選手の頑張りに期待ですね」と話した。

　浅野は代打で登場するも、ゲラが投じた初球のスライダーに見逃し、続く2球目のスライダーを打ちにいくも一ゴロ。松田氏は「バットの先っぽですよね。真っ直ぐが強いと思われているので、初球も2球目もスライダー。そこが浅野選手の今後の課題。簡単にはスーッとこないぞというね」と指摘し、「実際一軍だったら、苦手なところを相手バッテリーはついてきますからね。だから今の1、2球は変化球だったんですね。一軍の舞台で感じながらいい結果で自分で出していくのが大事ですね」と続けた。

　それでも、松田氏は浅野について「熱い気持ちを持ってプレーする選手。自分は浅野選手が、1日も早くジャイアンツの外野の一角を取って躍動する姿を楽しみにしていますね。あとは一軍の舞台で結果を出すだけなので、みなさん期待してほしいなと思います」と期待を寄せた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）