DeNAに復帰したバウアー(C)Kyodo News

 9日に行われたオリックスとのオープン戦で、DeNAのトレバー・バウアーがNPB復帰後初登板で3回2失点ながら自責点0と及第点ピッチングを披露。しかしボークを取られ納得できないジェスチャーを繰り返すシーンも見られた。

 このケースはメジャーリーグではランナーがいた際には投球動作変更の申告は認められているそうで、バウアーは3塁塁進にジェスチャーで投球動作の変更を告げたが見ていなかったので球審に伝えて頷いたように感じたとコメント。だがNPBではランナーがいた際の投球動作変更の申告制度を認めてはいないということで、今回はボークを取られたとの説明に、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した江本孟紀氏は「急にこんなこと言われたら困るよね。いや、説明のしようがないじゃん。だって、ボークもくそもないですよ。セットで投げようと、ワインドアップで投げようと本来は自由だから」と納得いかない表情。ただし「最近はセットで投げるピッチャーが多いんで、そこはちょっと曖昧になってるよね。だから、後ろにしたい人はワインドアップで、前に来たらもう全部セットにするとかね」とプレートを踏む足を統一するのも手ではないかと提案した。それでも「ピッチャーにしたら自由だからね。本来は。誰かにお伺い立てて投げるようなもんじゃない」と持論を曲げなかった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』

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