オープン戦に先発登板した菊池雄星(写真=GettyImages)

◆ 粘りの投球で5回途中1失点

 ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手(33)が現地時間14日に行われたロイヤルズとのオープン戦に先発登板。5回途中1失点という投球だった。

 前回の登板予定が悪天候で流れ、今春初登板から中13日となった菊池は、初回のアウト3つを全て三振で記録する立ち上がり。先頭打者ガルシアを見逃し三振に仕留めると、2番レンフローに安打を許した後、3番パスクァンティノを空振り三振。4番ベラスケスを四球で歩かせて二死一、二塁とピンチを招いたが、5番ロフティンから空振り三振を奪い、無失点で切り抜けた。

 2回表は7番ウォーターズを空振り三振とし、二死から安打を許しながらも無失点に抑えた。2点を先制した直後の3回表には、一死から四球と安打で一死一、三塁とピンチを背負い、4番ベラスケスを空振り三振に仕留めて二死としたものの、続く5番ロフティンとの対戦で暴投を喫して1失点。さらに、ロフティンへの四球で二死一、二塁としたが、6番ビジオを右飛に打ち取り、リードを守った。

 4回表は先頭から2者連続三振を奪い、9番トルバートに内野安打を許したところで一時降板。オープン戦特別ルールにより5回表から再びマウンドに上がり、2番レンフローを空振り三振、3番パスクァンティノを右飛に抑え、二死から4番ベラスケスに安打を浴びたところでマウンドを降りた。

 この試合の菊池は計4回1/3、打者21人に対して5被安打、8奪三振、3四球、1失点という内容。約2週間後に控える開幕戦、現地27日のホワイトソックス戦ではMLBで初の開幕投手を務めることが内定している。

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ベースボールキング編集部

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