DeNA・梶原昂希(写真:萩原孝弘)

 ベイスターズのリードオフマン・梶原昂希が輝きを増している。まずは両軍無得点の3回裏、ここまでパーフェクトピッチングを披露しているアンソニー・ケイが送りバントを決め回ってきたチャンスでレフト前に先制タイムリー。さらに宮﨑敏郎の内野安打の間に2点目のホームを踏んだ。

 6回にも再びケイの犠打からライト線にタイムリーツーベースを放ちこの日2打点目をマーク。好投を続けているケイへの貴重なアシストとなった。

 この日はセールスポイントの足とバットの活躍が光ったが、5回に先頭でヒットを放ったケイをファーストに置いた場面でしっかりとファーストへゴロを転がし、ランナーを入れ替える最低限の仕事もこなすなど、ゲームの流れもしっかりとキープさせることにも貢献した。

 ヒーローにもなった梶原は「(ボールを)見ていくというよりは、しっかりと打ちに行くという意識の中で打席に立っているのが良い結果につながっているので、しばらく継続して行ければと思っています」と積極的な1番のスタイルを続けるとキッパリ。「1番ですけど、後ろに牧さん佐野さんなどすごく心強いバッターが控えているので、プレッシャーも感じないですし。前後のバッターにはすごく感謝しています」と好調の原因は自分だけの力ではないと力説。

 ケイとランナー入れ替わりの場面は「もちろんヒットを目指して打席に入りましたが、最悪内野ゴロのゲッツー崩れでもというところでした。入れ替わればケイも休めますし、最低限それでもいいかと。三振しないで何かコトを起こさないととは考えていました」とケースに応じてのバッティングを心がけていると明かした。

 三浦監督も「あそこは送ることもしない場面で、入れ替わるためにやったわけではないですけれど」としながらも「梶原が残ったことで、そのあとつながったということもありますけどね」と最低限の仕事だと評価した。

 昨年ブレイクの兆候を見せ、今季は大躍進が期待される大型外野手。新時代のベイスターズを背負って立つ男は、高いポテンシャルに加え、野球IDも進化させていく。


取材・文・写真:萩原孝弘

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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