ロッテ・高橋快秀(C)Kyodo News

 ロッテの髙橋快秀は9月25日に再昇格後、2試合に登板しているが、いずれも三者凡退に抑えている。

 髙橋は7月30日に支配下選手登録を勝ち取り、8月7日のオリックス戦で2-6の9回にプロ初登板し、二死走者なしの場面で来田涼斗を2ボール2ストライクからストライクゾーンからボールゾーンに落ちる140キロのフォークで空振り三振を奪うなど、1回無失点デビューを飾った。

 8月12日のソフトバンク戦で一、二軍含めて公式戦では初の自責点を喫するなど3失点したが、8月16日の西武戦では1回12球を投げ、そのうち11球がストレートのパワーピッチングで三者凡退。8月19日の楽天戦で2回2失点し、翌8月20日に一軍登録抹消となったが、 8月16日の西武戦のように一軍でもストレートで押す場面もあり、「意外と思ったより真っ直ぐでも押せるというのが自信になったのかなと思います」と手応えを掴んだ。

 降格後ファームでは「右バッターのインコースとあとはフォーク。決め球を意識してやっていました」と課題を持って取り組み、3試合・3回を投げ、3被安打、3奪三振、0与四球、無失点に抑えた。

 8月25日のDeNA二軍戦、3-6の9回一死二、三塁で成瀬脩人を2ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた6球目の外角135キロのフォークがストライクゾーンからボールゾーンに良い落ちだった。「ファームでも結構感覚がよかったので、あとはまだまだなので、これからもっと磨いていきたいと思います」。フォークの精度を上げるため、キャッチボールから意識して投げることは今も変わらない。

 9月25日に再昇格を果たすと、9月27日の日本ハム戦、4-1の7回、ホールドシチュエーションの場面で登板。

 ファームでも4月28日のソフトバンク二軍戦、1-0の9回に登板しセーブをマークするなど、勝ち試合でも投げていた経験がある。「そんなに気にすることなく投げられたのかなと思います」と、先頭の山縣秀を1ボール2ストライクから外角135キロのフォークで見逃し三振に仕留めると、続く進藤勇也を2ボール2ストライクからスライダーで遊ゴロ。最後は矢澤宏太を3ボール2ストライクから6球目のストレートで二ゴロに打ち取り、7回の1イニングを危なげなく3人で片付け、プロ初ホールドを記録した。

 27日の登板のフォークについては「そんなに良くなかったですけど、全体的に良くなっていると思います」と自己評価。

 10月3日のソフトバンク戦も0-1の8回、1番・正木智也から始まる打順を三者凡退に抑え、3番の近藤健介を2ボール2ストライクから外角151キロのストレートで空振り三振に斬って取った。

 ストレートはこの1年でかなり力強くなった。本人は「ストレートもそうですけど、変化球も結構感覚が良くなってきているのかなと思います」と変化球にも好感触を得ている。

 一軍は残り2試合。「まずは今年は投げさせてもらえるところで、しっかり自分の投球をするだけだと思うので、チャンスをもらったからにはそこで結果を残していきたいと思います」。結果のみのこだわり、来季に繋げてみせる。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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