西武の多和田真三郎が2日、辻発彦監督、高橋光成とともに埼玉・所沢市内の西武所沢店で行われたトークショーに参加した。

　昨季は新人ながら7勝をマークした多和田。辻監督から菊池雄星とともに開幕投手の候補であることを告げられると、「名前挙げてもらったので、そこ（開幕投手）を目指して一生懸命頑張っていきたい」と意気込んだ。

　また、初詣で起こった珍事も明かした。

　年明けすぐに近くの神社に初詣に出かけた多和田。参拝の列に並んでいる途中になんと、多和田の腕に鳥のフンがポトリ。鳥があまり飛んでいない深夜という時間帯、大勢の参拝客がいたにもかかわらず起こった珍事に、「すごい」と興奮気味に話す。続けて「汚かったですけど、良かったかな」と笑った。新年早々、“運”を引きよせた出来事は、2017シーズンへの吉兆に違いない。

　3日からは菊池らとともに沖縄で自主トレを行う。「技術だけではなく人間性でも色々見習いたい。自分はまだまだなので、すごい人から学んでプラスになれば」と、尊敬する先輩でもあり、ライバルでもある菊池からあらゆることを吸収する。

　4月には24歳になる酉年の年男。「ブレークする年にしたい」と目標に掲げた2ケタ勝利を目指し、邁進する。