日本ハムの大田泰示が移籍後初本塁打となる1号ソロを放った。
1点リードで迎えた5回一死、楽天の先発・美馬の4球目、139キロのスライダーを豪快に振りぬき、左中間席へ叩き込んだ。これには、地元ファンも歓喜。満員の札幌ドームは大きな歓声に包まれた。
貴重な追加点を奪った大田は、「うまく打てたと思いますね」と満足気。移籍初本塁打に対しては「打てなくても監督が使ってくれているので、何とか期待に応えたいという思いと、これからチーム状況を上げる作業が続くと思うので、勢いづけられる一発になれば良いと思います」と話した。
この日は「7番・中堅」で先発出場も、前日28日時点までは、今季初出場の23日西武戦第一打席で放った内野安打のみの打率.083と苦しんでいた未完の大器。待望の一発を皮切りに、背番号「33」が大暴れしてくれることを期待したい。