◆ 借金19の悪夢

 17日、ロッテは西武に4-8で敗北した。これでロッテは7連敗。借金を19に増やした。

 初回に3点を先制したロッテだが、投手陣が合計8点を奪われて逆転負け。ロッテの伊東勤監督は試合後、「投手がかなり悪い、というのはわかってはいるがあまりにもひどすぎる。プロ野球のレベルに達していない」と辛辣なコメントを残し、この試合に登板したスタンリッジや益田直也の一軍登録を18日に抹消した。

◆ ディティールの差

 この試合では野手の方にもミスがあった。3-0とリードして迎えた3回表、左翼手のパラデスがレフトに飛んだボールの目測を誤り後逸。その間に打者の岡田が三塁を陥れ、反撃の足がかりを与えてしまった。

そして3-3で迎えた4回表、一死満塁の場面で併殺崩れの間に勝ち越し点を与えてしまう。ミスとは呼べないまでも、遊撃手・平沢大河のトスがスムーズにわたっていれば、併殺が完成していた可能性もあった。

 さらに4回裏1死一塁の場面で平沢大河が打席に入った場面。エンドランのサインが出るが、打ち上げてライトフライとなり、走者を進めることができなかった。厳しい見方かもしれないが、1点を争う中では小さなミスが命取りとなる。

◆ 貧打に加え…

 その前日、16日の試合でもミスは見られた。1-3のビハインドで迎えた7回裏、無死一、二塁のチャンスで清田が打席に立った場面。ここで伊東監督は清田に送りバントを指示した。しかし転がした打球は投手・牧田和久の正面に。即座に三塁に送球され、二塁走者の井口はアウトになった。

 続く平沢は三振、代打の福浦も遊飛に倒れて無得点。1点差の敗北だっただけに、ここで走者を送れていれば試合展開はわからなかったかもしれない。

 チーム打率.190。得点99と苦しむロッテ。ヒットが出ないだけでなく、こうした小さなミスの積み重ねもあり、敗北が続いている。

それでも16日は1万1343人、17日は1万5206人の観客が球場にZOZOマリンスタジアムを訪れた。ライトスタンドから大きな声で声援を送り続けるファンのためにも、まずはそつのない野球を披露し、連敗を止めたいところだ。

この記事を書いたのは

齊藤亮太

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