● ソフトバンク 3 － 6 ロッテ ○
＜20回戦　ヤフオクドーム＞

　ロッテが今季初の4連勝。前夜の東浜攻略に続き、この日は千賀から3得点。先発の涌井は5回1失点で、約2カ月ぶりとなる白星を手にした。

　ロッテは2回、先頭の4番ペーニャが四球で出塁すると、続く角中が千賀の直球を完璧に捉え、これが右翼席へ着弾する先制2ランとなった。4回にはペーニャが、2戦連発となる特大ソロを左翼席へ。ロッテは中軸の2発で、今季2戦2敗だった千賀から初勝利をつかみ取った。

　3－1の7回は、代わった寺原から、2番加藤が貴重な適時三塁打。8回には相手失策で2点を加え、この日も先制、中押し、ダメ押しと効果的に加点した。

　涌井は2回と3回にピンチを招いたが、決定打を許さず3回まで無失点。4回に7番上林にソロ弾を浴びたが、5回を最少失点で凌ぎ、3勝目を挙げた6月23日のオリックス戦（ほっと神戸）以来となる今季4勝目（9敗）を手にした。　

　6回以降は小刻みな継投で逃げ切り勝ち。ロッテは10－3で勝利した前夜に続き、首位・ソフトバンク相手に2戦連続の快勝を収めた。