日本ハム・栗山英樹監督

● 日本ハム 2 - 5 ロッテ ○
<5回戦・札幌ドーム>

 このケースはリクエストできるのか、できないのか…。審判団が困惑する珍しい光景が繰り広げられた。

 ロッテが逆転し2点リードを奪った4回表、なおも二死二塁の場面で、日本ハムの2番手・村田透の投じたカーブが打者・マーティンの足元でバウンドし、マスクを被る石川亮の後方に転々。この間に二塁走者は三塁に進んだが、日本ハムの栗山英樹監督と捕手の石川が打者に当たったとして「死球」を主張した。

 4人の審判員はメモのようなものを手に協議に入ると、森球審から栗山監督へ「このヒットバイピッチに関して監督がリクエストできるかどうかを確認していた。当てた守備側が『当たった』と主張できるのか…」と協議内容について説明。「でもデッドボールに関してはリクエストできる」と栗山監督の再主張を受けると、審判団は“メモ”を手に「書いてない…」と困惑するまさかの展開に。

 再び審判員が協議し、発端となったプレーから約5分が経過したところで、ようやくリプレー検証に突入。結局、判定が覆りマーティンは「死球」。二死三塁ではなく、二死一・二塁でプレーが再開された。

 日本ハムは直後に村田透から3番手・金子弌大に継投し、投手強襲の内野安打を許すも、なんとかピンチを脱出。結果的に“執念のリクエスト”がさらなる失点を防ぐ格好となった。

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この記事を書いたのは

藤田皓己

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