2021.10.19 17:45 | ||||
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黄金世代最後の現役選手
ソフトバンクの和田毅投手(40)は19日、引退試合に臨んだ西武・松坂大輔投手(41)を労うコメントを球団を通じて発表した。
松坂世代の一員として球界を彩ってきた和田は「23年間お疲れ様でした。憧れの同級生と過ごすことができた日々は、自分にとってかけがえのない宝物です」と世代を牽引してきた右腕に感謝。
松坂は引退会見で「本当にいい仲間に恵まれた世代だったなと思います」と同世代の仲間たちに言及し、「僕の前に辞めていった選手たちが、残っていた僕らに託していったように、まだまだ投げたかった僕の分も(和田)毅には投げ続けていってほしい」と、松坂世代最後の現役選手となる左腕にエールを送っていた。
そんな松坂の登板を見届けた和田は「大輔から引退の報告を受けた時は、寂しい気持ちと同時に、引退の決断をしないといけないほど体の状態が悪くなってしまったんだなと感じていました。でも、今日の大輔の姿には、23年間その時々のチームを背負って投げ抜いてきた彼の美学を感じましたし、やはり背番号18番が似合うなと思って見ていました」とコメント。
「大輔から受けたバトンは本当に重たいですが、松坂世代みんなの思いが詰まっていると思うので、託されたものに恥じない姿でいられるよう、燃え尽きるまで頑張りたいと思っています」と思いを込めた。