○ 広島 8 － 3 阪神 ●
＜2回戦・マツダスタジアム＞

　広島は1993年以来、29年ぶりの開幕5連勝。6回以降に打線がつながり、7回4安打1失点の先発・床田は今季初勝利を挙げた。

　打線は阪神先発・伊藤将の前に5回まで無得点。それでも1点を追う6回、二死一、二塁の好機を作り、5番・坂倉が一塁手を強襲する同点の適時内野安打を放った。6番・會澤も右前適時打で続き逆転。さらに相手の適時失策で3点目を加えた。

　7回は先頭からの3連打で4点目。代打で登場し中前打を放ったドラフト5位の中村健は、うれしいプロ初安打をマークした。その後、4番・マクブルームの来日初打点となる中前適時打などで2点を追加。8回も1番・西川の猛打賞となる右前適時打などで2点を加え、終わってみれば8回までに13安打8得点を記録した。

　今季初登板の床田は立ち上がりから安定した投球。5回に先制ソロを浴びたものの、7回82球、4安打1失点、4奪三振無四球の快投で白星スタートを切った。