10月29日にFA申請手続きがスタート。今年の締め切り日は11月9日で、宣言した選手は10日にFA宣言選手として公示され、11日から全球団と契約交渉が可能になる。
今季新たに国内FA権を資格したのは22名、海外FA資格を取得したのは17名だ。国内FA、海外FAの新規取得者を見ると、床田寛樹(広島)、森下暢仁(広島)、小島和哉(ロッテ)、田嶋大樹(オリックス)、高橋光成(西武)など、先発の実力者が多い。
その中でも注目は床田、森下、小島の去就だろう。95年3月1日生まれの現在31歳の床田は、今季23試合・143回1/3を投げ、8勝6敗、防御率2.76。23年から4年連続規定投球回到達中で、その間防御率2点台が3度、2桁勝利は2度あった。
森下は今季23試合・137回2/3を投げ、7勝11敗、防御率3.60だったが、去年、一昨年と規定投球回に到達し、防御率は2点台。ルーキー時代の20年から毎年100イニング以上を投げ、最もイニングが少なかったシーズンは新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンになった20年の122回2/3だ。毎年130イニング以上投げ、故障に強い。
小島も今季20試合・117回1/3を投げ、6勝9敗、防御率3.53だったが、21年から昨季まで5年連続規定投球回に到達し、24年にはシーズン自己最多の163回1/3を投げ12勝をマークした。小島も20年以降は毎年100イニング以上を投げており、イニングイーターとしての役割を果たしてきた。
海外FA権を取得した高橋光は一部報道では、海外FA権を行使するのではないかと伝えられている。高橋も今季22試合・138回1/3を投げ、9勝6敗、防御率2.54だったが、19年以降は0勝11敗に終わった24年以外は毎年100イニング以上を投げる。
今季FA権を取得した床田、森下、小島の3人に加え、海外FA権を取得した高橋光は故障に強く、先発が手薄な球団は喉から手が出るほど獲得したい存在だろう。