● DeNA 0 － 7 巨人 ○
＜5回戦・横浜＞

　巨人の2年目・山﨑伊織が28日、6回を無失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。

　初回から打線の援護に恵まれた山﨑はDeNA打線を4回まで1安打無失点に抑えるピッチング。勝利投手の権利がかかる5回は簡単に二死としたが、戸柱恭孝に二塁打、柴田竜拓に四球でピンチを招く。それでも、代打・藤田一也を二ゴロに打ち取りピンチを脱した。

　打っても6回の第3打席に適時打を放ち、その裏も走者を出しながらも無失点に抑え、6回・95球、3被安打、3奪三振、無失点でマウンドをおりた。

　同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は山﨑の投球について「立ち上がりからテンポもよく投げられたんじゃないかなと思います。それが全てではないとは思うんですけど、うまくシュート、スライダーを混ぜながら、バッターを翻弄しましたよね。スピードも出ていました」と評価。

　その一方で「ちょっと中盤以降球速が落ちてきたかなとは思ったんですけど」と課題点を挙げた。それでも、「素晴らしいピッチングだったと思います。次回がさらに大事になっていきますから、そこで同じように投げられるかどうか、そこでしょうね」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）