○ 日本ハム 5 － 0 オリックス ●
＜12回戦・札幌ドーム＞

　日本ハム打線がリーグトップの8勝を挙げていたオリックス先発・山本を攻略。2連勝で5カードぶりの勝ち越しを決めた。

　日本ハムは初回、2番・近藤、3番・野村の連打で一死一、三塁の好機を作ると、4番・松本の三ゴロが併殺崩れとなる間に先制。1点リードのまま迎えた6回も近藤の中前打と盗塁などで二死満塁の好機を作り、6番・ヌニエスの代打で登場した代打・上川畑が2点適時二塁打を右翼線へ運んだ。

　7回は先頭の8番・宇佐見が4号ソロを右翼席へ叩き込むと、二死後、野村が適時二塁打を右中間へ運び5点目。防御率1点台の山本をこの回途中でノックアウトした。

　先発の伊藤は5安打4四球を許すも要所を締める投球。9回は二死二、三塁のピンチを招いたが、最後は代打・安達を二ゴロに仕留め、9回119球、4奪三振無失点の力投で今季6勝目（6敗）をプロ入り3度目の完封で飾った。