● ソフトバンク　4 － 9　オリックス ○
＜5回戦・PayPayドーム＞

　オリックスは今季最長の4連勝でパ・リーグ単独首位の座をキープ。先発全員マルチ＆毎回安打の合計22安打と打線が爆発し、先発の田嶋大樹が3勝目（2敗）を手にした。

　初回は一死満塁のチャンスを逃したものの、1点ビハインドで迎えた2回に1番・茶野篤政の適時打で試合を振り出しに戻すと、3番・中川圭太が3号3ランを放ち逆転。さらに4連打と打線が繋がり、相手先発・武田翔太を2回11安打6得点でノックアウトした。

　2回で先発全員安打をマークした打線の勢いは止まらず、1番・茶野、5番・頓宮裕真、8番・小田裕也の3人が猛打賞。先発全員マルチ＆毎回安打の猛攻で、試合の主導権を離さなかった。

　投げては、大量援護に恵まれた先発・田嶋が6回8安打2失点と粘投し、本田仁海、小木田敦也とリレー。6点リードの9回にドラ1ルーキーの曽谷龍平が一死満塁のピンチを招き降板したが、最後は漆原大晟が後続を断ち試合を締めくくった。

　これでチームは今季最多の貯金6。リーグ3連覇へ向けて、混戦模様のなか着実に白星を積み上げている。