◆ 両リーグ最多の10盗塁も……
日本ハムの五十幡亮汰は6日、本拠地での楽天戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。初回の第1打席で二塁打を放つも、3回に2打席目が回ってきたところで途中交代となった。
1点を先制された直後の初回、一死走者なしからセンター右に弾き返すと俊足を飛ばして二塁まで陥れる。ところが、その後の松本剛の二ゴロで三塁へ進んだ際に左足をさするような仕草を見せ、第2打席が巡ってきた3回に代打が送られて交代。「左太ももの違和感」で途中交代となってしまった。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の平松政次氏は「ここまで頑張っていただけに残念」と故障発生を惜しんだが、「完全に治ってから復帰すべき」と見解を述べる。
「俊足の選手、特に五十幡は足が速いですから、完治しないで復帰したらまたケガを繰り返してしまうと思う」と平松氏。圧倒的なスピードがあるからこそ、リスクも高いため焦りは禁物と強調した。
同じく番組に出演した真中満氏も「足の速い選手は100%治してからではないと走れないと思う」とコメント。「せっかくバッティングの状態も上がってきて、ここからレギュラーを掴むぞというところだったので残念です」と語った。
6日終了時点で両リーグ最多の10盗塁をマークし、打率も.278と状態が上がっていただけに、自身にとってもチームにとっても痛手なのは間違いない。早期復帰を願いたいところだ。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』
