○ オリックス 8 － 0 楽天 ●
＜9回戦・ほっと神戸＞

　投打が噛み合ったオリックスは2連勝。貯金は再び「5」となった。

　楽天先発・田中将から効率よく得点を重ねた。初回は1番・野口の左前打を口火に無死一、三塁の好機を作り、3番・中川圭の併殺打の間に三走・野口が先制の生還。3回は5番・頓宮の左前2点適時打で3－0とリードを広げた。4回は野口が適時二塁打を右翼線へ運び4点目。5回は中川圭、森、頓宮のクリーンアップ3連打で田中将をノックアウト。この回も3点を追加し7－0と試合の大勢を決めた。

　8回は2番・宗の右前適時打でダメ押しとなる8点目。この日も4打数3安打3打点と活躍した頓宮は4試合連続となるマルチ安打をマークした。

　先発の山下は150キロ後半の直球を軸に快投。ブレーキの効いたカーブも効果的に使いながら楽天打線に的を絞らせなかった。7回までにプロ最多の104球を投じ、2安打無失点、5奪三振2四球と安定。開幕から無傷の4勝目を挙げ、防御率は0.98となった。