○ 阪神 2 － 0 ロッテ ●
＜2回戦・甲子園＞

　ロッテは今季7度目の完封負けで今季初の4連敗。中日に勝利したオリックスと入れ替わり、パ・リーグ2位に後退した。

　先発の佐々木朗は初回、1番・近本、2番・中野を連続三振に仕留めるなど3者凡退スタート。4回は一死から連続四球を与えたが、6番・森下、7番・梅野を連続三振に仕留めた。4回までに4四死球を与えながらも無安打無失点。5回を1安打無失点で終えた阪神先発・才木と息詰まる投手戦を演じた。

　しかし両軍無得点のまま迎えた6回、佐々木は先頭の中野にこの試合5四死球目となる四球を与えると、自らの暴投もあり一死三塁のピンチを迎えた。そして4番・大山に痛打。高めに浮いたフォークを右前へ運ばれ、わずか1安打で先制点を失った。この日は2暴投を記録するなど制球に苦しみ、6回102球、1安打1失点。10奪三振5四死球の内容で降板。防御率は1.23となった。

　打線は阪神先発・才木から最後まで得点を奪えず3安打完封負け。6回1安打1失点の佐々木朗は、打線の援護なく今季初黒星（4勝）を喫した。