● 日本ハム 1 － 5 オリックス ○
＜9回戦・エスコンF＞

　首位のオリックスは4連勝で今季最多の貯金13。先発の山本由伸投手（24）が8回7安打1失点の好投でリーグトップタイの7勝目（3敗）を挙げた。

　エスコンフィールド初登板となった山本。初回は3つのアウトをすべて三振で奪うなど、走者を出しながらも危なげなくゼロを刻んだ。打線の援護を受けた中盤以降もテンポ良くアウトを重ね7回まで無失点。5点リードの8回に1点を返されたが、8回112球、7安打1失点、7奪三振無四球の力投で、チームメイトの山下と並ぶリーグトップの7勝目を手にした。防御率も1.89へ良化。再び規定投球回を上回り防御率ランキングでもリーグトップに浮上した。

　打線は3回、1番・中川圭の左前適時打で先制すると、続く大城が1号2ランを左中間席へ運び3－0。4回も中川圭が2点適時二塁打を右翼線へ運び、1・2番に入った二人の活躍で日本ハム先発・加藤貴から4回までに5点を奪った。