● 阪神 5 － 6 ヤクルト ○
＜オープン戦・甲子園＞

　阪神は8日、ヤクルトとのオープン戦に5－6と逆転負けを喫し、これでオープン戦7連敗となった。

　打線は初回、一死一二塁の場面で4番・大山悠輔が左前適時打を放ち、幸先良く先制すると、2回にも1番・近本光司の右前適時打で2点目を追加。3回には井上広大が左前適時打、髙寺望夢が2点適時打と、ヤクルト投手陣から3回までに5点を奪う。

　この試合の先発は、岡田監督が開幕投手と明言した青柳晃洋。2月17日の楽天戦以来の登板となった青柳は、4イニングを1安打3奪三振の無失点と好投。2年連続の大役へ向け、順調な仕上がりを見せた。

　5－0とリードして迎えた8回にまさかの展開が。5番手・桐敷拓馬がマウンドに上がり簡単に2アウトを奪うも、岩田幸宏の内野安打をきっかけに二死満塁とされる。ピンチで西田明央を迎え、遊ゴロに打ち取り3アウトチェンジかと思われたが、遊撃手・小幡竜平の悪送球で1点を失う。その後も、中堅手・森下翔太の落球、遊撃手・小幡竜平のこの回2つ目のエラーなども重なり6点を奪われ、ヤクルトに逆転を許した。エラーなどの不運に見舞われた桐敷は、自責0での6失点となった。

　5点差をひっくり返され、逆転負けを喫した阪神。オープン戦開幕からこれで7連敗と球団ワーストの記録となった。